「月1くらいで映画をみたい」という目標と、そのために「きちんと入場開始時間に行くこと」を意識して昨年から映画館に行くようにしているんですが(この人は可能な限りギリギリの時間を行く個体です)。そんな中で予告編を見て「あ、絶対見たい気がする!」と思って行くタイミングを図っていた作品。
行けてよかった~!
さすがにそろそろ上映館が減る頃なので間に合ってよかったです。エンドロールで「高橋文哉」の文字列を見て「そう言えば、そうだった」と予告編の時にも思ったことを思い出しました。
※高橋文哉さんは『仮面ライダーゼロワン』の主役
最初音圧高いな……と思ったけれど、これはやはり耳のコンディション調整が必要になってきたってことなんだろうな。
行けてよかったけど、これの前日が『鰯と柊』なのはちょっとセトリとしてよろしくないよ~とは思いました。
あとはそろそろ「東野」を「ひがしの」と読めるようになってきたかもしれない。一生「とうの」って言ってしまう。好きな語感だから……
ネタバレ感想(クリック/タップ)
大変良かった。本当に良かった。随所でスンスン……と泣いていた。
そんな泣く!?と周囲の人に思われるくらいには随所でスンスン……としていた。
思っていたのとほんの少し違っているな!?が最初に来ていたのだけれど。いや、「月郷神社」というフレーズが一番「行こう!」と思った動機なので。
フフフ、私は神道文化検定をただただミーハー心で壱級取し者……
そこそこファンタジーなのかな~とも思っていれば、ふたを開けてみるとかなり写実な群像人間ドラマというテイストで「そこはミステリで有名な東野さんなんだ~!」と思いました。ガリレオをドラマくらいしか知らないから(そう、映画をみていない)。
クスノキの設定だけがファンタジーだった……それがまたテーマとしてバランスとして良かったな~と思った次第。
映画館で良かったともしみじみ感じた作品。
前半が、どうしても近年個人的にしんどいな~という感じで……「この設定に意味があるのだろう」「この流れに意味があるのだろう」と信じながら座席に縛り付けられながらみていた。特に「呪い(のろい)かも」と最初に玲斗と優美が話すくだりは「先入観で決めつけ、るな~!」と心が暴れちゃったよね。
物事を見る視点が単一なの、もしかすると少しずつ不得手というか苦手になっているかも……?と気付きを得ました。
いや、特撮作品でもそういうくだりはあるけど、あれは一種の「お約束のパターン」があるのと30分番組だからみれているんだな……あれくらいになると暴れるんだ心……という感心をしていた。
「おもい」「人の繋がり」をクスノキという一点のみファンタジー要素を入れて、コンパクトにわかりやすくテーマがはっきりと伝わる作品で良かったな~と。なんとなく「あ、この辺の要素、私の得意とする分野と噛み合って何か書けそう」と見終わってから、とりあえずざくざくノートに書きだす程度には、インスピレーションのようなものが湧いて良かった。
伯母と甥、父と娘、父と息子、そしてそれを取り巻く親族、祖母・母、会社の人々……そこに添えられる、認知症と血の繋がりがすごかったな……設定が美しかったな……設定がここまで美しいと「ああ、これがしたかったんだろうな」と思え、大変良かった。
大変良かった、テーマが重い。
お、重いぜ!テーマが、重かったぜ!!!
好きそう~って気楽に見に行ったらテーマが重くて後半びっくりしたぜ!(笑) い、いや~、認知症と記録・記憶のくだりは大変インスピレーションを受けて良かったですが……重かったな(苦笑) 高橋文哉さんがこの役か~、という関心もあった。ゼロワンにおける或人もまた「つながり」について奔走する青年だったのでね。ただまあ、やはり世界の断絶というものを感じたりする己にとっては結構重い設定だったな~。そこの印象が強い者としては流れが良かったのですが、ひたすらにテーマが重かったな……
まあ、そう言う事もあるでしょう。
実業之日本社さんって、多分、なんか、テーマに真摯そうって勝手なイメージ。ほら、教科書とか出してる会社のレーベルって、そんなこと思いません? もう教科書出してないらしいけど。
当サイト過去最長の映画感想では? 結構まともに、映画感想では?
これくらい書きたくなる程度のポテンシャルがあって良かったです。まあ、今一番よく喋る友人とかには向いてないな……と思ったりはしたので、やはりエンタメって得手不得手をちゃんとわかって摂取するべきだよな~と思いました。
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